ベビ待ち6年 二児の母

いつまで待ってもベビが来てくれないので、自分から迎えに行ったアラフォーパート主婦の記録です

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成長せずに居なくなってしまった幻の命

衝撃の流産宣言から1日が経ち…茫然自失の私です………
相変わらず悪阻もあるし、何にせよ、まだお腹の中に着床した受精卵が居るのです
まだ妊婦気分が抜けませんでした

上の子の面倒をぼんやり見ながら、ふさぎこんでいた時、電話が鳴りました
産婦人科からです

「流産手術のご予約を直ぐにとっていただけませんか?
このまま放置されますと、自然に出血して流れてしまいます
その方が体に負担が掛かります、というお話を医師から聞きませんでしたか?」

看護師さんにかなり強目にまくし立てられ、何だか悲しくなりました…
前日の診察で、あまりのショックに呆然としていた私は、医師からの説明をだいぶ聞き逃していたみたいで…
直ぐにでも手術をしないと結構な大事になるみたいです

その電話で、流産手術の予約を取りました

半日入院で全身麻酔…堕胎手術と同じ手術だそうです
堕胎手術も必要としている人が居るとわかってはいるのですが、せっかく授かった命をこちらの都合で手離す手術と同じという事から、とても辛い気持ちになりました

だって、本当は2人目が欲しくて欲しくて仕方がなかったから………!!

でも、この子は成長することなく、途中で居なくなってしまいました
胎嚢だけのこの子は、胎児とも呼ばれない、ただの細胞という認識で…割り切って手術されるのです

切なくて苦しくて…

流産される方は、そんなに少なく無いと聞きます
私の人生はここまで、それ程波風の立たない平凡なものだったので、この苦しみは人生最大のものだったと思います